新型コロナワクチン(1回目)を接種して

  • 2021.05.12

高齢者の新型コロナワクチン接種がいよいよ今月25日から始まりますが、接種するにあたり安心する反面、どのような体調の変化があるのだろうかと心配される方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

当院のスタッフも先月1回目を接種しましたが、全員が接種後から翌日にかけて接種した腕に痛みがあると感じました。中には肩以上の高さに腕を上げられない、力が入らないというスタッフもいました。しかし、2日目にはその痛みもなくなり生活や仕事に支障はなく、またその他に目立った症状を訴える人はいませんでした。厚生労働省のHPで接種後の健康調査の調査結果が掲載されていますが、1回目接種を受け概ねその調査結果と同じですから、問題は2回目の接種後の体調変化が気になります。発熱や倦怠感といった不調を訴える割合が上がるようですので、注意深く自身の体調変化に気を付けなければなりません。でも、医療従事者として感染対策は徹底していても、日々患者様と向き合う仕事ですから感染リスクは高く、不安な気持ちで過ごしてきましたが、接種することによって、ほっとした気持ちになりました。ここ最近の感染者の数や増え方を見ると、接種したからと言って決して安心できる状況ではありませんが、一人でも多くの患者様に安心して受診していただけるよう日々の診療、そしてワクチン接種を行っていく所存です。

今月10日から開始させていただきました当院での接種予約に際しては、電話がつながりにくい状況があり患者様には大変ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。今後のワクチン接種予約に関しましては予定が決まりましたら、院内、当院HP、ワクチンナビでお知らせいたしますので今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。

厚生労働省HP(新型コロナワクチンの接種後の健康状況調査)

新型コロナワクチン接種総合案内サイト「コロナワクチンナビ」

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